出会い系の種類
女性をいい気持ちにさせたままで別れるんです。
傷を残さないうまい方法なんですね。
そういう男がしたたかなのは、常々「おれは女を喜ばせることなんかできないよ」と言っていると思うんです。
「おれはやさしくないから」とぶっきらぼうなふりをしていて、陰ではしっかりマメにやっている。
たとえば、彼女の誕生日でも、女性ははじめから期待していないんです。
ところが、当日まで忘れたふりしてバラの花束を贈ったりするから、女性は感動するんじゃないでしょうか。
だらしなくて、いいかげんで、ぶっきらぼうなんだけれど、すごくいい男。
女性はそういう男には憧れるかもしれないけれど、敬遠しがちだと思うんです。
だからこそ、敬遠されないための、やさしさとマメさが必要なんです。
多くの男はそこまで女性に労力を使えない。
正直なところ面倒くさい。
同じ男の立場からすれば、すごいなと思うしかないんですね。
でもね、そこまでできない多くの男たちは、目には見えないかもしれないけれど、ただ側にいるだけのやさしさもわかってほしいと思っているんですよ。
女はみんな素敵な女性でありたい。
いい女になっていい恋がしたいという願いがあると思うんです。
ところが、どういう女性を素敵な女性というのかが難しい。
もともと、女が見て素敵な女性と、男が見て素敵な女性は違います。
大きな違いのひとつは、容姿を問うか問わないか。
女が素敵な女性というときは、性格が素敵みたいなことで見ると思うんです。
でも、男が素敵な女性というときは、ある程度は容姿が関わってくるような気がするんです。
たとえば、女は化粧っ気がなくて、洋服のセンスの悪い子でも、とにかく性格がよくて気持ちがやさしくて、しかも頭のいい優秀なコだったりしたら「あのコって素敵よね」ということになる。
けれども、男はそういう子をたんに「いい子」とは言うけれど、「素敵な子」とは言わない。
男の概念のなかには、女というものは美しくあってほしいという願望がこもっていると思うんです。
人間は無いものねだりをしますから、男の場合は自分にないふくよかな胸、お尻、長い髪に魅かれる。
男の無いものねだりの願望として、胸とお尻がふっくらしていて、髪が長くてきれいな顔の女の子というのが、男の描く女らしい女の女性像じゃないかと思うんです。
ところが、女は自分は胸もお尻も持っている。
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